第1回 きになるセミナー (6月19日)
::参加者 18名::
::講 師 南消防署 職員::
救急車が到着するまでにかかる時間は現在平均で8分21秒と延伸しているそうです。脳に酸素がいかなくなると、脳細胞が死んでしまったり、助かっても何かしらの麻痺や障害が残ることもあり、救急車が到着するまでに応急手当をすることがとても重要です。
<呼吸確認>
安全確認後、意識や呼吸があるかを確認します。
コロナ禍では、あまり顔を近づけての確認はせず、胸や腹部の動きで呼吸を確認するとのことでした。
人がいる場合は救急車とAEDの手配をお願いします。
→スマホの場合はスピーカーモードで!
<胸骨圧迫>
心臓の上で両手をまっすぐ重ねて組み、目線は真下ではなく顔を上げて前方を見る。
※衝撃で嘔吐物があるといけないので、傷病者の口元にマスクかハンカチを!
<AED>
パットを貼ったら、AEDのアナウンスに従って「解析」→「ショック」。
反応がなかった場合は胸骨圧迫を再開する。
時間の経過とともに救命の可能性は急激に低下します。救急車が到着するまでの数分間に、そばに居合わせた人が応急手当を行うことが重要です。
大切な命をつなぐため、勇気を持って処置を行いましょう。